子供のヘディングが危険と米サッカー協会が禁止を発表

ちょっとショッキングなニュースが、もう約1年前になりますが
駆け巡りました。

私の大切な子供達はサッカー少年・サッカー少女であります。
このニュースを聞いてぞっとした母親、父親の方も多いのではないでしょうか。

報道によりますと、

「米サッカー協会(USSF)は10歳以下の選手のヘディング禁止などを含む、
  脳震とうに対する安全策を発表しました。」

というものです。

ヘディングってそんなに危険なものなのでしょうか。

サッカーというスポーツに慣れ親しんでいる人間からすると
「え~、ヘッディングの無いサッカーなんて...」と
びっくりしてしまうかもしれません。

ただ、自分の子供が実際にやっているとなると危険だなんて言われてしまうと
本当に他人ごとではありません。

しかしながら禁止になったのは、海の向こうのアメリカの話。

今日も日本の子供たちの多くは、10歳以下の子供がヘディング禁止に
なっていることすら知らずに、今日も一生懸命練習に励んでいます。

日本はこうした危険に無関心でいいのでしょうか。

アメリカではスポーツ中の「脳震盪」が問題視される。

近年アメリカでは、スポーツ中の「脳震盪(脳しんとう)」がかなり問題視され、
実際に死亡事故も相次いでいますし、裁判も頻発しています。

アメリカの場合、危険性を知りつつ対処を怠ると、即訴えられるので、
【訴訟リスク】が大きな原動力になっていると思います。

サッカー協会が子供のヘディングを禁止したのも訴訟に早急に対応した形です。

特に脳震とうの危険性を早くから指摘されていたのがアメリカンフットボールで、
既にNFLはOB選手らにより起こされた訴訟に和解しており(2013年に公判開始、
2015年に和解成立)、その和解金額は7億6000万ドル(約912億円)を超えます。

英語で「脳震盪(脳しんとう)」はCONCUSSION(コンカッション)
と言いますが、
実際にその危険性が映画化されているのはご存知ですか?

主演はウィル・スミスです。
コンカッション
   映画予告編はこちらをクリック。

ヘルメットがガンガンとぶつかり合うシーンと、コップの中の生卵が
ぐじゃぐじゃになるシーンは、はらはらしてしまいます。

余談ですが、この映画のストーリーは、アメリカンフットボールと脳の病気との
因果関係を発見し、巨大権力(NFL)と立ち向かう医師の実話に基づいた
物語となっています。

今後の対策は?方向は?

一方では危険を取り除いてばかりでは、スポーツは面白くなくなってしまうのではないか、
といった意見もあります。
確かにそれは否定できないかもしれません。
本気でぶつかり合うからこそ、ドラマがあり、面白いところもありますね。

ただし人の命がかかっているとなると、話は別ですね。

米国での指針は以下のようになりました。
参考まで。

10歳以下の子供はヘディングを禁止とし、
11歳から13歳の子供は練習中のヘディングの回数に制限をかける。

まずはスポーツする人間と、指導する人間のどちらもがリスクを知るところから、
になりますでしょうか。
今後の日本においての対策もお願いしたいところです。

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