子供の脳震盪が危険な理由

先日私の娘がサッカーバスから降りてくるなり、泣き始めました。
「頭が痛い...(涙)」

どうしたのと理由を尋ねてみると、キーパーがクリアしようとして
蹴ったボウルがトップ(ポジション)の娘の右耳下を至近距離で
直撃したとのことでした。

練習の最後だったから、大したことはないと様子を見ることもなく
バスに乗ったのですが、どんどん、どんどん痛くなってきたというのです。

最初は冷やして様子を見ようかと思ったのですが、
べそをかき、あまりに痛がるので心配になってしまい、
夜の9時半に夜間病院へ診察を受けに行ってきました。

サッカーは激しいスポーツなので、怪我の危険はつきものなのですが、
頭部を痛がるときは本当に心配になってしまいます。

同じような体験を持つ親御さんも多いのではないのでしょうか。

余談ですが、米ワシントン大学は
「中学女子サッカー選手では高校や大学の選手に比べ脳震盪が非常に多い」
という研究結果を発表したそうです。(JAMA pediatr.)

まさにうちの娘、中学女子サッカーです...(汗)

主な原因は他の選手との接触とヘディングで、
この結果を受けて米国サッカー協会では中学生にはヘディングを試合で用いないよう
指導する動きが出ています。
10歳以下では、ヘディングは完全禁止となりました。

日本もそうして欲しいものです。
一母親としてそう感じています。

さて、娘の今回の件は、結果的にはなんともなく済みました。
ご報告までです。

子供が脳震盪を起こしたら注意すべきこと。

当然のことながら、子供の場合、脳が未成熟で首の筋肉が弱く
頭蓋骨の強度も大人に比べれば脆弱であることから、危険度を増します。

また小さい子供は、自分の症状をうまく伝えることができないので、
保護者の方が気を付けて経過観測してあげる必要があります。

では、脳震盪を起こしてしまった場合どんな点に注意すればいいのか、
チェックポイントを上げてみます。

①意識はしっかりしていますか?
 目を見て受け答えができていますか?
 吐き気はないですか?

 意識障害、ふらつき、頭痛、吐き気などを訴えるようであれば
 すぐに救急車を呼び受診をしてください。

  小さい子供は泣き疲れて寝てしまうことも多いですよね。
  「いつも通り」であれば心配はありませんが、
  顔色が悪かったり、ぐったりしていたら、すぐに救急車を呼びましょう。

②たんこぶや出血はありませんか?
  たんこぶ(皮下血腫)が大きい場合は強い打撲だったと考えられます。
  頭蓋骨の骨折や脳内出血などの可能性を考えてすぐに検査を受ける方がいいでしょう。

③夜間はお風呂は避け、近くで様子を見てあげましょう。

④記憶の有無も尋ねてみる。
  もし記憶があいまいならば、脳震盪の可能性が高まります。
  医療機関での検査してみてください。

スポーツをしている限り、すべての危険を取り除いてあげることは
できませんが、ことが起こってしまったときは周りの大人たちが
冷静に対応し、大事に至らないよう守っていってあげたいですね。

こちらの記事も読まれています。
    → ニューベラス医師が救った!脳損傷の青年が奇跡の回復
    → 子供のヘディングが危険と米サッカー協会が禁止を発表

40%,ニューベラスオメガ